ブロッコリーは栄養価が高く、家庭菜園にも適した野菜です。ここでは、初心者でも簡単にブロッコリーを育てられる方法を紹介します。
種まき
ブロッコリーの最適な種まきの時期は、春まきか夏まきです。
ハイツSPは、耐熱性があり栽培適応性が高く、春まき、夏まきが可能です。
水はけが悪い土だと根腐れを起こしやすいので、その場合は、畝を高めにつくることをおすすめします。
種まき後は、たっぷり水やりをします。
植えつけ
３月になると種苗店などでは、ブロッコリーの苗を取り扱うお店が増えてきます。
植え付けの2週間前には、堆肥と苦土石灰を散布し、土壌を丁寧に耕してください。そして、植え付け1週間前には、化成肥料を施し再度耕し、適切な畝を作成します。
畝は高さ10～15cm、株間は約60cmを目安に設定し、適切な畝幅を確保してください。植え付けが完了したら、しっかりと水やりを行い、トンネル支柱を設置して防虫ネットを張りましょう。これにより、ブロッコリーが健康的に成長するための最適な環境が整います。
霜除けカバーは必要？
ブロッコリーは比較的霜に強い野菜です。
軽い霜ならば耐えることができ、少々の低温では成長が止まることはありますが、死んでしまうことは少ないです。実際、軽い霜に当たったブロッコリーは甘みが増すとも言われています。
ただし、強い霜や長期間の厳しい寒さには耐えられないため、非常に寒冷な地域や冬期の栽培では不織布やトンネルカバーを使った保温対策が有効です。
栽培
定期的に水やりをし、土壌の感想を防ぎます。
追肥のタイミングは、植えつけから20日後、1回目の追肥を行います。
化成肥料をドーナツ状にまきます。
土と肥料を混ぜ、土寄せして株元を軽く押さえます。
2回目の追肥は、1回目の追肥の20日～30日後に行います。
収穫のタイミング
つぼみの直径が約15㎝ほどに育ったら収穫します。
収穫が遅れると花が咲き始めるため、注意が必要です。
